あるテーマ別に、編集するファイルが複数決まっている場合は、それらを同時に開くことができるように、一度編集したときに その作業状態を保存しておけば便利です。
例えば、Aプロジェクト関係のファイルを編集するときには、必ず「Book1」と「Book2」というファイルを編集する、という場合は以下の手順で作業状態を保存しておきます。
(1)[ファイル(F)]→[新規作成(N)]
(2)「新規作成」ウィンドウの「標準」タブから「ブック」を選択して「OK」。
(3)適当に編集して[ファイル(F)]→[名前をつけて保存(A)]
(4)「ファイル名をつけて保存」ウインドウの「ファイル名(N)」に「Book1」と入力して「保存(S)」。
(5)上記手順(1)~(3)を繰り返し、「ファイル名をつけて保存」ウインドウの「ファイル名(N)」に「Book2」と入力して「保存(S)」。
(6)[ファイル(F)]→[作業状態の保存(W)]
(7)「作業状態の保存」ウインドウの「ファイル名(N)」に「PjtA」と入力して「保存(S)」。
これで作業状態が保存されました。拡張子が「.xls」ではなく、「.xlw」になっていることを確認してください。
そして、「Book1」と「Book2」を閉じて、[ファイル(F)]→[開く(O)]から、「PjtA.xlw」を開いてみてください。先ほどの作業状態が復元されましたか。
これはあくまでも「Book1」と「Book2」が開いている状態を「作業状態」として保存しただけで、個別ファイルは、別途 通常の保存形式で保存しておく必要があります。
<<ガイドシートURL>>
http://www.tcat.ne.jp/~ryu/PLE/Filesousa/04.pdf