例えば、氏名欄に「Aさん」,「Bさん」,「Cさん」の3つの中からしか入力させたくないような場合は、ドロップダウンリストから選択させるようにすれば間違いがありません。ドロップダウンリストの設定は以下の手順で行います。

(1)リストのメニューを準備する。ここでは、A1セルからA3セルに「Aさん」,「Bさん」,「Cさん」と入力しておく。

(2)B列全体を選択し、[データ(D)]→[入力規則(L)]。

(3)「データの入力規則」ウィンドウの「設定」タブ内「入力値の種類(A)」で「リスト」を選択し、「元の値(S)」の空欄をクリック。

(4)A1セルからA3セルを範囲選択し、「元の値(S)」欄に「=$A$1:$A$3」と入ったことを確認して「OK」。

B列のどこか任意のセルを選択するとドロップダウンリストが出て来るようになりましたか?このようにして、セルに様々な「入力規則」を設定することができます。「エラーメッセージ」タブでは、設定した入力規則を無視して入力しようとしたユーザーに対して 任意のエラーメッセージを表示させることも可能です。

<<ガイドシートURL>>
http://www.tcat.ne.jp/~ryu/PLE/Setteihensyu/26.pdf

少しテーマから外れますが、ここで同じデータを繰り返し入力するときの効率化テクニックをご紹介します。短いデータなら手で入力した方が速い場合もありますが、手で入力すると、大文字・小文字の別,スペースの有無等が異なって、別のデータとして認識されてしまうおそれがあります。
「ALT」+「↓」で以前に入力済みのデータをリスト形式で表示させることができますので、その中から選択して入力するようにすれば間違いがありません。(この機能は 縦方向に連続したセルにデータを入力する場合のみ有効ですので、ご注意ください。)