縦-横で表されるマトリクスの(2次元的な)比較ではなく、例えば前回の Book1.xls [Sheet1]と Book2.xls [Sheet1]の名前の部分の(縦方向だけの1次元的な)相違を確認したいときは vlookup関数
をよく使います。IF関数
と組み合わせて以下のような計算式を組みます。

Book1.xls [Sheet1]の G2セルを選択し、

=IF(B2=VLOOKUP(A2,[Book2]Sheet1!$A:$B,2,FALSE),"○","×")

この式の意味は、B2セルのデータ(「AAさん」)と、Book2からvlookup関数で持って来た、No086に対応する名前データとが一致していれば「○」印を,そうでなければ「×」印をつけなさい、ということです。No086に対応する名前データ自体が無い場合はエラーメッセージ「#N/A」が表示されます。

これを G21セルまでコピペすると、Book2.xlsにもある名前には「○」印が,Book2.xlsには無い名前には「#N/A」が表示されます。(この例にはありませんが、Book2のNo086に対応するデータが「AAさん」以外のデータになっていれば「×」印が表示されます。)

この作業をBook2.xls [Sheet1]上でもやることによって、お互いの相違点を確認することができます。