よく使う関数
IF関数を組み合わせた条件分岐(ネスト)
2006年8月21日 よく使う関数
秋葉のヨドバシカメラ内にある「ザ・海峡」。
居酒屋ですが、マグロの刺身がデカくておいしかったのと、全室個室でプライベートなおしゃれ空間を楽しめたのでご紹介します。
(^ε^)♪
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さて、例えば、
[Sheet1]
A | B | |
1 | 氏名 | 平均点 |
2 | Aさん | 53.36 |
3 | Bさん | 61.18 |
4 | Cさん | 89.35 |
5 | Dさん | 75.75 |
という表があったとき、試験の平均点数が60点以上の者に「○」印を、80点以上の者に「◎」印を表示させたい場合は、if関数の中にさらに if関数を使い、以下の手順で行います。
(1)C2セルに、=IF(B2>=80,"◎",IF(B2>=60,"○","")) と入力する。
(2)C2セルを指定し、[編集(E)]→[コピー(C)]。
(3)C2セルからC5セルを選択し、[編集(E)]→[貼り付け(P)]。
if関数の( )内の意味は、分解すると次のようになります。
まず、「B2>=80,"◎",」の部分の意味は、B2セルの数字は80以上か確認して、Yesであれば「◎」を入れなさい。
そうでなければ次の「,」以降の処理をしなさい。
そして、「IF(B2>=60,"○","")」の部分の意味は、B2セルの数字は60以上か確認して、Yesであれば「○」を入れなさい。
そうでなければ次の「,」以降の処理 すなわち、何も記入しないという処理をしなさい。
このように、関数の中にまた関数が入ることを「ネスト」といいます。
このパターンでいくつもの条件を判別させることができるので便利です。(ネストは、上限7レベルまで可能です。)
関数は前から処理を行ないますので、
=IF(B2>=60,"○",IF(B2>=80,"◎","")) と60と80の判別を逆に入れてしまうと、80点以上にも全部「○」がついてしまいます。
ご注意ください。
<<ガイドシートURL>>
http://www.tcat.ne.jp/~ryu/PLE/Kansu/34.pdf
条件分岐(IF関数)
2006年8月20日 よく使う関数
足立区竹ノ塚の元渕江公園というデカい公園の中に"生物園"というプチ動物園(?)があります。
蝶々がいっぱいいる温室を散策したり、羊やうさぎやモルモットにさわれたり、こんな巨大魚がいたり…と、このへんにしては意外と大規模で結構楽しめます。
o(^▽^)o
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例えば、
[Sheet1]
A | B | |
1 | 氏名 | 平均点 |
2 | Aさん | 53.36 |
3 | Bさん | 61.18 |
4 | Cさん | 89.35 |
5 | Dさん | 75.75 |
という表があったとき、平均点70点以上の者に○印をつけたい場合は、以下の手順で行います。
(1)C2セルに、=if(B2>=70,"○","")とIF関数を入力する。
(2)C2セルを指定し、[編集(E)]→[コピー(C)]。
(3)C2セルからC5セルを選択し、[編集(E)]→[貼り付け(P)]。
条件の与え方の基本は、
「もし○○であれば××する。そうでなければ~~する。」
というものです。
if関数の( )内には、まず最初に 上の文章の「○○であれば」の「○○」にあたるものを入れます。この例の場合は、「B2セルが70以上であれば」ということですから「B2>=70」と入れます。
次に「,」で区切り、条件「○○であれば××する。」の「××」にあたるものを入れます。この例の場合は、「B2セルが70以上であれば○印をつける」ということですから「"○"」と入れます。
最後にもう一度「,」で区切り、条件「そうでなければ~~する。」の「~~」にあたるものを入れます。この例の場合は、「そうでなければ何もしない」ということですから「""」(何も無い、という意味)と入れます。
<<ガイドシートURL>>
http://www.tcat.ne.jp/~ryu/PLE/Kansu/33.pdf
複数条件に合致するデータのみ、たし算する(dsum関数)
2006年8月19日 よく使う関数
例えば、
[Sheet1]
|
という表があったとき、女性の70点以上の点数だけ たし算したい場合は、以下の手順で行ないます。
(1)E1セルに「得点」,E2セルに「>=70」と、F1セルに「性別」,F2セルに「女」と入力する。
(2)B6セルを選択し、=dsum(A1:C5,"得点",E1:F2)と入力する。
複数条件を満たす項目のたし算には、dsum関数をよく使います。この関数を使うときには、あらかじめ別のセルに検索条件を用意する必要があります。
手順(1)はこのプロセスです。検索条件が「得点>=70」と「性別=女」ですのでこのようなマトリックスになります。
dsum関数の( )内には、まず最初に 計算対象が含まれる表全体の範囲を入れます。この例の場合は、「A1:C5」となります。
次に「,」で区切り、たし算したい項目を入れます。この例の場合は、得点のたし算をしたいということですから「"得点"」と入れます。
最後に「,」で区切り、条件設定した範囲を入れます。この例の場合は、E1セルからF2セルに条件設定をしましたので、その範囲「E1:F2」を入れます。
たし算ではなく 平均を求めたい場合や個数をカウントしたい場合はdaverage関数やdcount関数を使います。頭に「d」のつく関数は「データベース関数」と呼ばれ、多数ありますが、使用方法はこのケースと同じです。